一般的に作物というのは、北海道のように昼と夜の寒暖差が大きい場所で育つことで、風味が増し、美味しい作物になると言われています。
幌加内町は盆地であり、東西を山に囲まれています。そのため、日中は暖かく、夜には気温が大きく下がるという特徴があります。特にそばが成長する8月から9月にかけて、この寒暖差が顕著になります。
それに加え、朝もやが発生しやすい環境でもあり、そばの生産には非常に適した、日本でも有数の産地のひとつと言えます。
この寒暖差のある気候で育ったそばは、単に甘みが増すというよりも、でんぷんの質が良くなると言った方が適切かもしれません。
この良質なでんぷんが、そば本来の風味や食感を引き出し、今の幌加内そばの美味しさを支えているのです。